なにきせる?

赤ちゃんの寝るときの服装|室温別・月齢別ガイド

「今夜、何を着せて寝かせよう?」——毎晩の小さな悩みに、このページで答えを出せるようにまとめました。赤ちゃんの寝るときの服装は、寝室の室温と月齢のふたつがわかれば決められます。まずは下のツールに今夜の室温を入れてみてください。すぐ下に、室温ごとの考え方と、よくある夜の悩みへの答えを続けます。

今夜の室温でそのまま確認できます(月齢を設定すると、その子に合わせた提案になります)

予報の地点を確認中…(変更)

ねんね

快適(21〜23°C)

22°C
  • 掛け物なし

室温27°C以上(夏の夜・熱帯夜)

熱帯夜にエアコンなしで寝かせるのは、赤ちゃんにとってかなり過酷です。この室温帯ではまずエアコンで27°C以下に整えることが服選びより先。「朝までつけっぱなしで大丈夫?」とためらう声をよく聞きますが、夜中に切れて室温が上がるほうがリスクは大きく、つけっぱなしが安心です。風が直接当たらないよう風向きだけ調整してください。服はぐっと軽く、肌着1枚+薄手のスリーパー程度で十分です。

月齢肌着パジャマスリーパー掛け物
新生児(0〜1ヶ月)コンビ肌着(1枚)なし1重ガーゼスリーパーなし
1〜3ヶ月半袖ボディ肌着(1枚)なし1重ガーゼスリーパーなし
4〜6ヶ月半袖ボディ肌着(1枚)なし1重ガーゼスリーパーなし
7〜12ヶ月半袖ボディ肌着薄手半袖パジャマなしでも可なし
1歳〜2歳なし薄手半袖パジャマなしタオルケット(可・1歳以降)

ワンポイント: 夏の夜はエアコン26〜27°C設定で朝までつけっぱなしが安全。肌着+薄手スリーパーで十分。

室温24〜26°C(初夏・残暑、夏のエアコン控えめ)

エアコンの設定を控えめにしている夏の夜や、初夏・残暑の時期がこの帯です。大人には快適でも、赤ちゃんは大人より暑がりで汗っかき。「ちょっと薄着すぎるかな?」と感じるくらいがちょうどいい室温帯です。寝入りばなにひと汗かく子が多いので、寝ついて30分ほどしたら首の後ろを触って確認すると安心です。

月齢肌着パジャマスリーパー掛け物
新生児(0〜1ヶ月)短肌着薄手ツーウェイオール6重ガーゼスリーパーなし
1〜3ヶ月半袖ボディ肌着薄手カバーオール6重ガーゼスリーパーなし
4〜6ヶ月半袖ボディ肌着薄手カバーオール6重ガーゼスリーパーなし
7〜12ヶ月半袖ボディ肌着薄手パジャマ1重ガーゼスリーパーなし
1歳〜2歳なしでも可薄手パジャマ1重ガーゼスリーパーなし

ワンポイント: 手足が温かく首の後ろが乾いていれば適温。寝入り後に暖房を切る場合はスリーパーで調整。

室温21〜23°C(春・秋、冬の暖房中)

一年でいちばん寝かせやすい、過ごしやすい室温帯です。春秋はこの室温になる夜が多く、冬でも寝かしつけまで暖房を入れているとこの帯になります。悩みどころは「暖房をいつ切るか」。寝ついたあとに切る予定なら、切ったあとの室温(だいたい2〜4°C下がります)を基準に服装を選ぶか、スリーパーを1段階あたたかい素材にしておくと、夜中の調整で起こさずにすみます。

月齢肌着パジャマスリーパー掛け物
新生児(0〜1ヶ月)短肌着+コンビ肌着薄手ツーウェイオール6重ガーゼスリーパーなし
1〜3ヶ月長袖ボディ肌着薄手カバーオール6重ガーゼスリーパーなし
4〜6ヶ月長袖ボディ肌着薄手カバーオール6重ガーゼスリーパーなし
7〜12ヶ月半袖ボディ肌着長袖パジャマ6重ガーゼスリーパーなし
1歳〜2歳半袖セパレート肌着長袖パジャマ6重ガーゼスリーパータオルケット(1歳以降・可)

ワンポイント: 過ごしやすい推奨室温帯。着せすぎによるうつ熱に注意。首の後ろが汗ばんでいたら1枚減らす。

室温18〜20°C(冬の夜の推奨帯)

冬の寝室として推奨されることが多い室温帯です。「寒くないかな?」と掛け毛布を足したくなりますが、1歳未満の保温はスリーパーが主役。顔にかかる寝具を増やすより、着るもので温めるのが安全です。手足が冷たくても、それだけで寒いとは判断しないでください。体幹——首の後ろや背中——が温かければ大丈夫です。

月齢肌着パジャマスリーパー掛け物
新生児(0〜1ヶ月)短肌着+コンビ肌着ツーウェイオールパイル(タオル地)スリーパーなし
1〜3ヶ月長袖ボディ肌着カバーオールパイルスリーパーなし
4〜6ヶ月長袖ボディ肌着カバーオールパイルスリーパーなし
7〜12ヶ月長袖ボディ肌着長袖パジャマパイルスリーパーなし
1歳〜2歳半袖セパレート肌着長袖パジャマパイルスリーパー軽い掛け布団(可・1歳以降)

ワンポイント: 1歳未満は掛け布団ではなくスリーパーで保温(顔にかかる窒息リスク回避)。

室温17°C以下(真冬・明け方の冷え込み)

真冬の暖房のない寝室や、明け方の冷え込みでこの帯に入ります。ここでの正解は服を着せ込むことではなく、まず暖房で室温そのものを18〜20°Cへ上げることです。厚着で解決しようとすると、寝入りの暖かい時間帯に汗をかき、明け方その汗で冷える悪循環になりがちです。電気毛布や湯たんぽを赤ちゃんに直接使うのは低温やけどのおそれがあるため避けてください。タイマーやエアコンの暖房予約で「明け方だけ入れる」のも有効です。

月齢肌着パジャマスリーパー掛け物
新生児(0〜1ヶ月)短肌着+コンビ肌着厚手ツーウェイオールフリーススリーパーなし
1〜3ヶ月長袖ボディ肌着厚手カバーオールフリーススリーパーなし
4〜6ヶ月長袖ボディ肌着厚手カバーオールフリーススリーパーなし
7〜12ヶ月長袖ボディ肌着厚手パジャマフリーススリーパーなし(スリーパーで完結)
1歳〜2歳長袖セパレート肌着厚手パジャマフリーススリーパー軽い掛け布団(可・1歳以降)

ワンポイント: まず暖房・加湿で室温を上げる(目安18〜20°C)。電気毛布・湯たんぽの直接使用は低温やけどリスクがあるため不可。

月齢で変わること

同じ室温でも、月齢によって着せる枚数の考え方が変わります。生まれてすぐは大人より1枚多く、体温調節が育ってくる4ヶ月ごろからは大人と同じ、動きが活発な1歳以降はむしろ大人より1枚少なく——これが基本の考え方です。特に新生児期は「寒くないか」ばかり心配しがちですが、寝るときに関しては着せすぎのほうがリスクが大きいことを覚えておいてください。

新生児(0〜1ヶ月)
大人より1枚多く
1〜3ヶ月
大人と同じ〜1枚多く
4〜6ヶ月
大人と同じ
7〜12ヶ月
大人と同じ〜1枚少なく
1歳〜2歳
大人より1枚少なく

スリーパーの選び方(素材は室温で決める)

掛け布団が使えない1歳未満のねんねでは、スリーパーが保温の主役です。選び方はシンプルで、素材を室温で決めます。夏はガーゼ1重、春秋は6重ガーゼ、冬はパイルやフリース——迷ったら薄いほうを選び、室温側(暖房)で調整するのが安全側の考え方です。

ガーゼ

1重ガーゼ: 夏の夜に。エアコンの冷えすぎ防止に1枚。

6重ガーゼ: 春秋の定番。ふんわり空気を含んで一年で一番出番が多いよ。

パイル

タオル地のあたたかさ。秋冬に。

フリース

真冬の寒い寝室に。暖房と併用で着せすぎには注意してね。

スリーパーのとりせつを読む ›

よくある質問

夜中に汗びっしょりになっていました。着せすぎですか?

その可能性が高いです。寝入りばなは体温が上がるので多少の汗は正常ですが、背中や首の後ろがびっしょりなら1枚(またはスリーパーを1段階薄く)減らしてください。汗をかいたまま朝を迎えると、明け方の冷えにつながります。着替えさせるときは背中に乾いたタオルを入れる方法も便利です。

エアコンは朝までつけっぱなしでいいですか?

夏はつけっぱなしをおすすめします。夜中に切れて室温が上がるほうが、熱中症やうつ熱のリスクが大きいためです。設定は26〜27°C目安、風が直接当たらない向きにしてください。電気代が気になる場合も、切るのではなく設定温度を上げる方向で調整するのが安心です。

明け方になると泣いて起きます。寒いのでしょうか?

明け方は一日でいちばん室温が下がる時間帯なので、寒さが原因のひとつとして考えられます。泣いて起きたときに首の後ろを触って冷たければ、暖房のタイマー予約(起床1〜2時間前に入れる)か、スリーパーを1段階あたたかい素材にしてみてください。ただし明け方泣きの原因は空腹や睡眠リズムなどさまざまなので、服装はそのうちのひとつとして試してみてください。

スリーパーを嫌がって着てくれません。

急に着せると嫌がる子は多いです。日中の機嫌がいい時間に短時間着せて慣らす、寝かしつけの流れ(パジャマ→スリーパー→絵本など)に組み込んで「これを着たら寝る合図」にする、袖なしの軽いタイプから始める、あたりが定番の慣らし方です。それでも難しい時期は、パジャマの厚みと室温で調整してください。

布団を蹴飛ばしてしまいます。かけ直すべきですか?

蹴飛ばすのは暑いサインのことも多く、無理にかけ直す必要はありません。そもそも1歳未満は掛け布団に頼らず、スリーパーで保温するのが安全面でも推奨されています。スリーパーなら蹴飛ばされる心配がなく、夜中のかけ直し当番からも解放されます。

1歳未満のねんねで、掛け布団や毛布を使ってもいい?

1歳になるまでは、掛け布団や毛布は顔にかかる位置で使わないでください。ねんねの保温はスリーパーが安心です

寒くないか心配で、多めに着せて寝かせてもいい?

寝るときの着せすぎ(うつ熱)はSIDSのリスク要因です。迷ったら1枚少なめにしましょう

寝かせる向きはあお向けでないとだめ?

1歳になるまでは、あお向けに寝かせましょう

たいせつなおやくそく

おうちの方へ。公的機関の情報をもとにした、たいせつなおやくそくです

毎晩の服装選びは、室温を見て、月齢の基本をおさえて、あとは赤ちゃんの首の後ろに聞く——この3ステップで十分です。トップページでは今夜の室温を入れるだけで提案が見られるので、迷った夜はいつでも使ってください。

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