赤ちゃんの冬の服装!おでかけ・おうち・ねんね別に解説
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冬の服装でいちばん多い失敗は、実は「寒さ対策のしすぎ」です。赤ちゃんは大人が思うより暑がりで、着せ込みは汗冷えやうつ熱のもと。このページでは、おでかけ・おうち・ねんねの3シーンごとに、「温めすぎない冬支度」の考え方をまとめました。
冬のよくある気温を入れてあります。お住まいの環境に合わせて動かして、シーンごとの提案を試してみてください
おでかけ
真冬(9°C以下)
おうち
やや寒い(18〜20°C)
- 追加の1枚なし
ねんね
やや寒い(18〜20°C)
- 掛け物なし(スリーパーで保温)
おでかけ: 着せ込むより脱がせやすく
おうち: 室温を整えるのが先、服はそのあと
ねんね: スリーパーが主役、掛け布団はまだ
冬の夜の保温はスリーパー(フリースやパイル素材)が主役です。1歳未満に大人用のような掛け布団は使わず、寒い日はまず暖房で室温18〜20°Cへ。電気毛布・湯たんぽ・カイロを赤ちゃんに直接使うのは低温やけどのおそれがあるため避けてください。明け方の冷え込みには暖房のタイマー予約が有効です。
ワンポイント: 1歳未満は掛け布団ではなくスリーパーで保温(顔にかかる窒息リスク回避)。
もっとくわしく: 寝るときの服装ガイド
冬の重ね着の考え方
冬の重ね着は「肌着+ウェア+調節の1枚」の3層で考えるとシンプルです。肌着は汗を吸う綿素材、ウェアはカバーオールやセパレート、そして寒ければベストやカーディガンを1枚、この順に足し引きします。厚手を1枚着せるより、薄手を重ねるほうが調節がききます。着せすぎのサインは、背中や首の後ろの汗。見つけたら1枚減らしてください。
月齢で変わること
冬こそ月齢の考え方が効きます。新生児は大人より1枚多くが目安ですが、4ヶ月を過ぎたら大人と同じで十分。1歳を過ぎて歩き回るようになったら、大人より1枚少なくても動いて暖かいくらいです。「小さいから寒がり」とは限らない、が冬の合言葉です。
- 新生児(0〜1ヶ月)
- 大人より1枚多く
- 1〜3ヶ月
- 大人と同じ〜1枚多く
- 4〜6ヶ月
- 大人と同じ
- 7〜12ヶ月
- 大人と同じ〜1枚少なく
- 1歳〜2歳
- 大人より1枚少なく
着ぶくれさせない重ね方
寒いと、つい厚手を1枚で着せたくなります。ただ、厚手1枚より、薄手を数枚重ねるほうが暖かく、調整もしやすくなります。空気の層が生まれて熱を逃がしにくく、暑くなったら脱いで細かく合わせられるからです。
アウターは、屋内では脱ぐものと考えてください。暖房の効いた室内で着せたままだと、汗をかき、その汗で外に出たときに冷えてしまいます。乗り物や施設に入ったら1枚脱ぐ、を習慣にすると失敗しません。
冬の乾燥と、肌のケア
冬は空気が乾き、暖房を使うとさらに乾燥します。乾燥は、肌のかゆみやカサつきのもとになります。加湿をあわせて、部屋が乾ききらないように整えてあげてください。
肌が乾きやすい時期は、保湿でうるおいを保つのも助けになります。服の素材は、チクチクしにくい、肌にやさしいものを選ぶと安心です。肌トラブルが続くときは、小児科や皮膚科に相談してください。
寒い日のおでかけの工夫
抱っこ紐やおんぶ紐の中は、大人の体温が伝わって暖かくなります。密着しているぶん、厚着させると汗をかくので、中は1枚控えめにし、上からケープやブランケットで風を防ぐと調整しやすくなります。
熱は頭や手足から逃げます。帽子やミトンをあわせると、少ない枚数でも暖かさを保てます。手足が冷たくても、それだけで寒いとは限らないので、寒さは首の後ろや背中で確かめてください。
よくある質問
手足が冷たいのですが、寒いのでしょうか?
手足の冷たさだけでは寒いと判断しません。赤ちゃんは手足で放熱して体温調節しているため、冷たいのはむしろ正常な範囲のことが多いです。暑い寒いは首の後ろ・背中を触って確認し、体幹が温かければそのままで大丈夫です。
暖房は一晩中つけておくべきですか?
室温が17°Cを下回るような寒い地域・部屋なら、弱めの暖房を続けるか、明け方に入るようタイマー予約するのがおすすめです。乾燥しやすいので加湿と、暖気は上にたまるので赤ちゃんの高さの温度で判断することも忘れずに。
こたつや電気カーペットで寝かせてもいいですか?
避けてください。低温やけどと、暖まりすぎ・脱水のリスクがあります。赤ちゃんの保温は「室温+着るもの(スリーパー)」が基本で、直接肌を温める器具は使わないのが安全です。
雪の日は何を着せればいいですか?
気温9°C以下の日の服装(中綿アウター・帽子・ミトン)を基本に、濡れ対策として防水性のあるアウターや足元を足してください。雪遊びデビューは、濡れたらすぐ着替えられる準備とセットで。長時間の外出は避け、こまめに屋内で温まってください。
1歳未満のねんねで、掛け布団や毛布を使ってもいい?
1歳になるまでは、掛け布団や毛布は顔にかかる位置で使わないでください。ねんねの保温はスリーパーが安心です
寒くないか心配で、多めに着せて寝かせてもいい?
寝るときの着せすぎ(うつ熱)はSIDSのリスク要因です。迷ったら1枚少なめにしましょう
暑い日のおでかけで気をつけることは?
28°Cを超える日は熱中症に注意。帽子と水分補給を忘れず、日中の暑い時間帯(目安10〜15時)の長時間の外出は避けましょう
寝かせる向きはあお向けでないとだめ?
1歳になるまでは、あお向けに寝かせましょう
冬の夜、掛け布団はいつから使える?
1歳になるまでは、掛け布団が顔にかかると危険なので、着るもので保温するのが基本です。1歳を過ぎて自分で払いのけられるようになってから、軽い掛け布団を少しずつ、が目安です。それまではスリーパーが頼りになります。
冬の室内、暖房は何度が目安?
18〜20度前後がひとつの目安です。暖房中は乾燥するので、加湿をあわせてください。暑すぎると寝汗をかき、かえって冷えるので、上げすぎないのがコツです。
冬は靴下や手袋を履かせるべき?
外の寒い場所では、手袋や靴下が暖かさを保つのに役立ちます。ただし室内で暖かいときや、歩きはじめの子が動くときは、蒸れやすべりを避けるために脱がせてあげてください。
たいせつなおやくそく
おうちの方へ。公的機関の情報をもとにした、たいせつなおやくそくです

1歳になるまでは、掛け布団や毛布は顔にかかる位置で使わないでください。ねんねの保温はスリーパーが安心です

寝返りがはじまったら(目安4〜6ヶ月)、おくるみは卒業しましょう

寝るときの着せすぎ(うつ熱)はSIDSのリスク要因です。迷ったら1枚少なめにしましょう

電気毛布・湯たんぽ・カイロを赤ちゃんに直接使うのは低温やけどのおそれがあるため避けてください
出典: 消費者庁

暑い寒いは『首の後ろ・背中』を触って判断しましょう。手足が冷たいのは正常な範囲です


冬支度の答えは「室温を整える・薄手を重ねる・首の後ろで確認する」の3つです。今日の気温からの提案はトップページでいつでも確認できます。温めすぎない冬を、いっしょに乗り切りましょう。

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